ごあいさつ
近年の動物医療の発達は加速度を増し、全国各地に動物の高度医療センターが開設されてきていることは多くの方がご存じだと思います。
もはやひとつの動物病院が全ての診療科をこなす時代は過ぎ去ろうとしています。
最大量の幸福を最大数の飼主様に供給するには1次診療(一般的な診療)と2次診療(高度医療)とを分けるしかないと私は考えています。当院はまぎれもない1次診療施設です。
高度医療に脚光が浴びがちですが、どのような時代になっても1次診療の大切さは変わることはないと考えています。私達人間の病院のことを考えてみますと、皆様の地域にも非常に信頼され人気のある医院があるのではないでしょうか。とはいっても、この医師が全ての科を診るわけではありませんし、全ての症例に対し外科手術をするわけでもありません。にもかかわらず患者さんはこの医師の診察を切望します。
その理由は、
1. 常に患者の立場から物事を考える誠実な人柄
2. 豊富な勉強量に裏打ちされた正確な診断技術
3. 一次診療では手に負えない病気に対する各種高度医療専門医への迅速な転送
このようなことが挙げられるのではないでしょうか。一次診療は患者を選ぶことなどできません。
色々な性格の患者さんと接しますので、その対応には人間としての幅が要求されます。
また、最新の広い分野の医療知識を日々こつこつ繰り返し勉強し続ける努力が必要です。
そして的確な診断を下し、一次診療で対応できる範囲はしっかりと対応し、対応できない場合は最適な2次診療施設へ迅速に紹介することは義務である、と認識しています。まさに自利利他の精神を貫いている病院こそ地域の皆様の頼りになる病院なのではないでしょうか。
私は同様のことを小動物臨床で実践し地域の皆様に信頼され、お役にたてる存在になりたいと考えております。
院長のご紹介
私の育った市原市で開業し28年経ちます。当院は市原市の主幹道路である「平成通り」に面していますが、私が幼少の頃はこの通りはなく、この周囲はすべて田んぼでした。自然豊かであちらこちらにあった用水路で魚釣りをしたりホタルを採ったりした小学校の頃を懐かしく思い出すこともあります。
小・中学校の同級生が子供さんと一緒に愛犬や愛猫を連れて偶然来院し、何十年ぶりかに再会する、そんな素敵な日もあります。ついつい診察そっちのけで昔話に花が咲いてしまいます。地元で開業してよかったなあと思う瞬間でもあります。
私を育んでいただいた郷土と皆様に感謝し、動物医療を通して少しでも恩返しをしていくことが自分の使命だと考え、日々の仕事に臨んでいます。
院長 松岡賢明
●プロフィール
昭和42年生まれ
千葉県市原市立白金小学校、若葉中学校卒業
千葉県立木更津高校卒業
岐阜大学農学部獣医学科卒業
平成8年4月市原動物病院開院
●尊敬する人物
吉田松陰 西郷隆盛
●感謝する人物
近代史において命をかけて日本を守ってくださった多くの草莽の日本人
診療案内
対象動物
●犬・猫
診療内容
●一般内科、一般外科
●各種予防接種
●その他、ご相談ください。
施設紹介
【病院入口の目の前の駐車場】
【興奮する犬や大型犬はゆったりとした外待合でお待ち下さい】
【第1診察室】
【第2診察室】
【処置室】
【手術室】
【ICU室】
【犬舎】